新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

『新・独学術』レビュー

書名:新・独学術

サブタイトル:外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法

著者:侍留啓介

 

何が『新』なのでしょうか……? 

この本を選んだ理由

以前から気になっていた本なので。読書術に関しては度々本を読んでいましたが、勉強術に関してはそういえばあんまり読んでいなかったなあ、という気がしました。

内容

日本で仕事をするビジネスパーソンに適している、効率的な勉強方法を示す内容です。

闇雲に勉強することを強要しているのではなく、何を勉強すべきか?何故勉強すべきか?どう勉強すべきか?といった内容が丁寧に記されています。

この本の独特な内容としては、大学受験のための参考書をメインに使う、という方法が挙げられるでしょう。

レビュー 〜大学受験教材を使った、知識と論理のトレーニング〜

何を勉強すべきか?が示されている

しかし、海外のプロフェッショナルと比べて、日本のビジネスパーソンが明らかに劣っている点があります。それは「学習量」です。

本書は「独学術」を謳っています。この題を見たときに自分は様々な勉強に役立つ勉強法の本か、と考えましたが、その認識は誤りでした。

この本は、海外と比べ学習量が足りていない日本のビジネスパーソン(どのくらいの範囲をビジネスパーソンというのかはわかりませんが)が、何を勉強したらいいのか?といった根本的なところから記されている本です。

その意味では、既に「〇〇を勉強したい!」という思いがある方には向いていないほんと言えるでしょう。「何から勉強したらいいのか?」という段階から迷っている人向けの内容です。

知識と論理、加えて英語

では、具体的に何を勉強するのか?

一言でいえば、その秘密は「賢さ」にあります。

ここでいう「賢さ」とは、「知識量」と「論理力」です。 

ビジネスパーソンとしての賢さを身につけるために必要な知識論理力を身につけるための方法が、この本のメインとなっています。

加えて、現代の日本において避けては通れない英語についても、その達成目標と効果的な方法が述べられています。

大学受験の教材を使った勉強法

この本の特徴として、それらを身につけるための道具として大学受験の教材を使用することを勧めています。著者のみならず、自分のビジネス仲間にも同様の方法を実践してもらい、効果を確認しているそうです。

知識、論理力をそれぞれ身につけるために、知識は政治・経済、倫理を、そして論理力のために現代文、小論文を挙げています。どちらも、最低限の水準まで網羅的に学べる教材として、大学受験教材を紹介しています。具体的な書名にまで踏み込んでいるため、自分ですぐに勉強を始めることもできるでしょう。

教養を積極的に身につけるための良書

自分は理数系で大学を受験したため、ここに挙げられている科目(政経、倫理、現国、小論)は、はっきり言ってあまり力を入れて勉強してきませんでした。ですが、社会に出てニュースなどを見ていると、特に政治、経済などの基本知識の土台ができていないために、内容を正しく理解できているか不安に思うことが度々あります。

そのため、そういった一般教養に近いものをうまく学ぶことができないか丁度思案していたところなので、この本は良い刺激になりました。

大学受験の教材、というのも自分には向いてそうなので、時間を作ってトライしてみたいと思っています。

気に入ったフレーズ

 型を理解したうえでしか、型破りな思考は生まれません。

 

それでは。