新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

『「人を動かす」ために本当に大切なこと』レビュー

書名:「人を動かす」ために本当に必要なこと

原題:How to be People Smart

著者:レス・ギブリン

訳: 弓場隆

 

「人を動かす」ために本当に大切なこと

「人を動かす」ために本当に大切なこと

 

 

この本を選んだ理由

本屋に平積みにされているのを手に取って。コミュニケーションは自分が伸ばすべき能力の一つだと感じています。題名よりも、パラパラと眺めた序文と目次で興味を持ちました。

内容

題名は『「人を動かす」ため…』と書かれていますが、必ずしも人を動かすことを目的にはしていません。

あくまで、人と良好なコミュニケーションを気づくために大切なことがまとめられている本です。

レビュー 〜円滑なコミュニケーションのために〜

原題"How to be People Smart"と邦題の違い?

私はこの邦題と原題のギャップにいささか疑問を感じました。

グーグル翻訳にかけると、"How to be People Smart" = 「人々がスマートになる方法」…う〜ん、この意味もイマイチ。

"People Smart"は直訳だと「人について賢い」でしょうか。つまり「コミュニケーション能力が高い」とすると、原題の意味は「コミュニケーション能力を磨く方法」くらいの意味合いになるのではないでしょうか。

必ずしも「人を動かす」という意味は無いように感じます。

 

訳者の別書『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』とシリーズ構成とするためにこの邦題がつけられたのではないか?と邪推しています。装丁もほぼ同じ印象を持ちます。

 

「人の上に立つ」ために本当に大切なこと

「人の上に立つ」ために本当に大切なこと

 

 

この本を読んで身につけられることは?

さて、ではこの本に書いてあることを実践することで、得られることは一体なんでしょうか?

 

「人を動かす技術」の意味を具体的に表現すると、次のようになる。

  • 人の気持ちがわかるようになる
  • 人の心をつかむスキルが身につく
  • 人とうまくかかわれるようになる

 

本書の中ではこのように表現されています。つまり、対人能力を向上させること、と言い換えることができます。その能力を高めることで、結果的に人に動かすことができる、という考え方でしょう。

簡単なことから徐々に始めるノウハウ集

 このプログラムから何を得るかは、あなた次第である。「人を動かす技術」は実際に使われなければ何の役にも立たない。

多くのビジネス書、こういったノウハウ集がそうであるように、知識そのものではなく、知識を得たことによる行動に焦点が当てられています。

この本は特にその傾向が強いでしょう。技術を身につけるための段階的な行動計画が、本書の軸となっています。最初はかなり簡単なことから。一つ身につける毎に、次のステップへ。

そして、それらの技術がなぜ効果的なのか、心理学的な観点からのアプローチも紹介されています。

 

この本は10の章立てがされていますが、それぞれの内容はかなり凝縮されており、読むだけならば本当にすぐに済んでしまいます。ですが、それらの技術を身につけてこそ、この本の価値に触れられるのではないでしょうか。

 

それでは。