新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

レビュー『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』

書名:世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか

サブタイトル:グーグルの個人・チームで成果を上げる方法

著者:ピョートル・フェリークス・グジバチ

 

 

著者はポーランドの方ですが、訳書ではなく元から日本語で書かれた本のようですね。

この本を選んだ理由

仕事術の本、特にスピードアップの本については、折を見て読むようにしています。今回もその一環として。

内容

印象的だったのは、世界より早く動いて成果を上げなければいけないというグーグルの強い使命感です。

この使命を達成するために実践されている方法について、詳しくまとめられています。表題”なぜ、メールを使わないのか”については早々に答えを出されてしまっています(笑)

レビュー 〜自分の仕事を壊して、10倍のスピードを手に入れる〜

1分1秒を争うのではなく、10倍のスピードを求める

世の中には、効率化やスピード化に関する様々なライフハックが出回っています。でも、たとえばキーボードのショートカットをたくさん覚えて1分1秒を短縮したからといって、劇的な変化は起きません。

この本の考え方を端的に表しているのはこの文章ではないかと思います。"今ある仕事をスピードアップする"のではなく、仕事を根幹から考え直して効率化を測る。そのための手法が散りばめられているのがこの本です。

チームがどう動くか、どうマネジメントするか

そのため、個人の業務だけに留まらず、チームとしてどう仕事に臨むのか、あるいは上司として自分の部署の業務をどうマネジメントするのか、といった点にも焦点が当てられています。会社での立場によっては直ぐに実践できないノウハウも沢山あるでしょう。

自分の立場で有効な手段を、その時々に合わせて使っていくことが必要です。

自分の仕事を壊せ!

そして、最も強く主張されていることが、「自分の仕事を壊す」ことの重要性です。

自分の仕事を自分でしなくて済むようにすることこそ、究極的な「効率化」であり、今後生き残るために必要なことです。

ここで言う「自分の仕事を自分でしない」とは、誰かに丸投げ、という意味ではもちろんありません(外注というのも一つの選択肢かもしれませんが)。無駄を省いて仕事をなくすということ、IT(情報技術)を使って自動化するということ、更にはAI(人工知能)に仕事を任せてしまうこと。こういうことができる人こそ、これからの社会で生き残っていける人材である、という主張がこの本には込められています。

 

実践したいと思うこと

自分の仕事を自動化できないか、常に考える

手間がかかって考える必要がない仕事、何度も同じことをしなければならない仕事など、自動化できそうなネタはいくらでもあるような気がします。自分で全て実践できるかどうかは別として、まずは常に考え、発信していくことが大事であると思います。

 

気に入ったフレーズ

 不思議の国に迷い込んだアリスのように、好奇心の赴くままに、おもしろいと思うことを追求していけば、それが自分のキャリアパスになるのです。

「オペレーションで成功するためには、自分の枠の中での『達成』が必要だが、新しい価値を産むためには、自分の枠を超えなければならない『成長』が必要」

 

それでは。