新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

レビュー『孫社長のむちゃぶりを全て解決してきたすごいPDCA』

書名:孫社長のむちゃぶりを全て解決してきたすごいPDCA

サブタイトル:終わらない仕事がすっきり片付く超スピード仕事術

著者:三木雄信

 

 

前回のレビューの続きのようなものです。

この本を選んだ理由

前回読んだ鬼速PDCAが面白かったので、他にも読んでみたいなーと考えました。こちらも話題になっていたので。

内容

「自分で考えて、時間をかけずに、予定通りの成果が出る」

その方法がまとまっている仕事術の本です。

 

著者が実際に意識している仕事の進め方、PDCAサイクルを紹介する内容。『孫社長の〜』という言葉が示す通り、孫社長の掲げる目標を達成するために編み出された、ソフトバンク全体で基本としている仕事の考え方のようです。

レビュー 〜できる人のPDCAの共通点〜

ソフトバンクでの経験を元に書かれている本

ソフトバンクは、孫正義社長の元で常にフルスピードで物事が進んでいきます。しかも、多数の案件を同時に動かすので、普通のやり方ではついていけません。

いうまでもないことかもしれませんが、この著者は以前ソフトバンク孫社長の側近として働いていた方です。この著者の本は以前も読んだことがあります。その本にも、同じ趣旨の内容が書かれていました。無茶振りを現実に落とし込むための手法こそがこの著者の最も得意とするところなのでしょうか。

そして、その手法の一つ、PDCAに絞って書かれているのが本書になります。

PDCAの基本は『鬼速PDCA』と同じ

前述の通り、前回も同じくPDCAについてまとめられている本、『鬼速PDCA』を読みました。それぞれの本で重きを置かれているテーマは若干異なりますが、PDCAの基本的な手法は大きく異なってはいないでしょう。やはり仕事のスピードが早い人はやっていることも似通ってくるのではないでしょうか。

ポイントはいくつかありますが、「大きな目標を達成するための小さな目標を立てる」、「目標を定量化する」、「毎日改善する」といったところでしょうか。

単純なとっつきやすさ、読みやすさという点ではこちらにやや分があるかも?

当然違いも。全ての計画を同時に行う、という点

もちろん、違いもいくつかあります。その一つが「目標達成のための計画を複数たて、それらを全て同時に行う」という点。これはこの本の肝の一つでもあります。

考えついた方法はすぐ同時進行で試して、結果を検証する必要があります。

ある目標に対して、達成するための計画を複数考える、という点はどちらも共通ですが、計画(PLAN)の段階で取捨選択するか、全部試すか、という違いが二つの本の間にあります。

 

全部の計画を試して、そのあとどうするのか?そのまま走り続けるのか、どれかに絞るのか?

そういった更に踏み込んだ内容が知りたい方は、是非本書をご一読ください。 

自分の仕事の定量化を考えたい

サービスの提供や新規事業の創出といった形のないものを扱う仕事でも、自分でプロセスを分け、品質を定義するしかありません。

自分がこの本の内容を実践するにあたって 難しい点はここにあります。自分の仕事の達成度を表す際に、数字を使うのが難しい、ということ。同じことを思っている方も多いのではないでしょうか?

直ぐに思いつくのは自己採点で評価する、時間で評価する、といったところでしょうか。他にもまだありそう。

最近は自分の仕事の切り分けと計画立てを、拙いながらも始めることができています。定量化も進めたい。

 

それでは。