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新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

『考える力がつく本』レビュー

レビュー 思考力 情報収集

書名:考える力がつく本

サブタイトル:本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

著者:池上彰

 

 

この本を選んだ理由

本屋でざっと中身を見ると、「情報の集め方」に関する内容が中心の本だと思い購入しました。思考力を養うというのももちろん重要なテーマだと思います。

内容

最初の1/4が考える力とは何か、考える力を身につけるには、という内容。次の1/4がメディアを中心とした、著者が実践している情報収集のノウハウ。残りの半分が企業のトップにつく方々に対し読んでいる本についてインタビューする内容です。こちらは雑誌で連載している「トップの読書術」という記事の連載のようです。

レビュー 〜読書によって身につける教養と考える力〜

小学生に教えるつもりで情報を集める

そもそも「考える」とは、自分の中にある情報(インプットをもとに)、自分なりの結論(アウトプット)を導き出す作業です。

本書では「考える」という言葉をこのように定義しています。つまり、質の良いアウトプットができることこそが「考える力がある」ということであり、そのためにはまずはインプットが必要ですね、という主張が本筋となっています。

 

では、どうすれば効率的にインプットすることができるのか?その答えを筆者は「こどもニュース」のキャスターという独自の経験から導き出したようです。つまり、小学生にでも説明できるようなアウトプットを目指して、インプットするということ。

日々流れる情報に積極的に触れ、かつその中でわからない単語をそのままにせずに調べ、自分の言葉でわかりやすく説明できるようにする。この繰り返しこそが、考える力を養う秘訣だそうです。

この辺りは、別の著書「伝える力」でも同様のことが述べられていますね。

池上流メディアの使い方

そして、それらを実現するためにメディアをどう使うのか?という内容に続いていきます。ここでは、実際に筆者の池上さんが実践しているノウハウが紹介されています。

毎朝8紙の新聞に目を通すなど素人には全く手がつけられないような方法も紹介されていますが(笑)、様々なメディアについてその使い方が紹介されているので、自分に必要なノウハウを選び出すことができるでしょう。それらの中でも、特に本の選び方、読み方について重きが置かれています。そのまま「トップの読書術」というインタビュー記事に続きます。

「成功者は皆読書家」という言葉の重み

インタビューされている方々は、いずれも国内の大手企業の経営層、まさに錚々たるメンバーです。彼らの読書量の多さ、その読み込みの深さには驚くばかりです。そして、その一人一人の読書量に対抗する池上さんの守備範囲の広さにも驚かされました。

 

「成功者は皆読書家」というフレーズは一番最初の記事でも取り上げたのですが、こういった本を読むとその言葉の重みに改めて気付かされます。

教養を身につけることの大切さ

この本を読んで改めて感じたことは、正直「考える力」や「情報収集」というテーマではなく、「読書をする」ということ、そして「教養を身につける」ということの大切さです。まんまと乗せられている気もしますが(笑)。

ですが、読書によって教養を身につけた人々のインタビュー記事を見ていると、自分の目指す社会人としての理想像がその中に見つけられそうな気がしたこともまた事実です。自分の読書習慣を身につける良いきっかけになりました。

実践したいと思うこと

日々のニュースを追って情報を深掘りする

毎日のニュースに新聞、インターネットなどを通じて積極的に触れていくこと。そしてその中でわからないことを放置せず、気になったことについて調べていくこと。

読書習慣を身につける

ビジネス書を定期的に読んでいく習慣が少しずつ身についてきました。更に時間を見つけて、小説や新書など読書のジャンルを広げていきたい。

 

それでは。