新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

『「良い質問」をする技術』レビュー

書名:「良い質問」をする技術

著者:粟津恭一郎

 

「良い質問」をする技術

「良い質問」をする技術

 

 

この本を選んだ理由

書店で平積みにされており、タイトルが気になったことから購入。自分自身に対して投げかける質問をより良いものにしたいという思いがあります。

内容

この本は、タイトルの通り「良い質問」をするための技術をまとめた内容となっています。そもそも良い質問とはなんなのか?良い質問にはどのような効果があるのか?どのようにしたら良い質問をすることができるようになるのか?

そして、質問という切り口から、自分や相手の成長を促すためのコミュニケーションの取り方を学ぶことができる内容だと思います。

レビュー 〜良い質問とは?〜

エグゼクティブコーチとは?

この本の著者は「エグゼクティブコーチ」と呼ばれる仕事についています。

エグゼクティブコーチの仕事とは、「質問をする」ことです。

質問の主な相手は大企業の経営者(エグゼクティブ)。相手に対して様々な質問をすることで、相手に気づきを与え、自ら行動を引き起こさせ、成長を促すことが、エグゼクティブコーチの仕事だそうです。そのような職業柄、質問について様々な知見を持っており、その情報を形にしたものが本書です。

日本で一番「質問」について考え、そして実際に質問をしてきた人間の一人なのではないかと自負しています。

質問は4種類

本書では、質問には大きく分けて4種類あると定義しています。ポイントは「相手が答えやすいか」、「相手に気づきを与えるか」という2点です。ここで、「相手が答えやすく、かつ気づきを与える」質問が「良い質問」であると筆者は述べています。

 

他の3つの質問については、以下のように分類されています。それぞれの効果、使い方などについても知りたい方は、是非本書を参考にしてみてください。

 

  • 軽い質問:相手が答えやすいが、相手に気づきがない
  • 悪い質問:相手が答えにくく、相手に気づきがない
  • 重い質問:相手が答えにくいが、相手に気づきがある

「良い質問」が生む効果

質問とは本来、質問をする側が、相手に対して知りたいことを聞き、相手がその質問に答える、という流れで成り立っています。すなわち、質問をする側にメリットがある行為のはずです。

しかし良い質問は、質問をされる側がその質問を通して「気づき」を得ることができる、すなわち質問をされる側にメリットが生まれる行為となります。

 

そして、良い質問を繰り返すことで、自分を含めた周囲を成長させることができる。これが、良い質問が生む大きな効果であると言うことができます。

自分自身に良い質問をすること

質問には、コミュニケーションをとる相手への質問だけでなく、自分自身に向ける質問も含まれます。

あまり知られていないことですが、私たちは、こうした心の中の質問をスイッチとして行動を起こしています。自分に質問を投げかけ、答えを出し、その結果として行動をしているのです。

この本を読んで最も感じたことは、「自分自身に良い質問をすることがいかに大切か」ということです。自分に対する質問は、まさに自分自身を形作るものに他なりません。そこをより良いものにしていくことが、自分の成長を促してくれるのではないかとこの本を読んで気づきました。

どうなりたいか?

自分自身に対して良い質問をすることができるようになりたいと考えています。そして、その質問を通して自分自身の成長につなげていきたいと考えます。

実践したいと思うこと

自分に質問をする時間を定期的にとる

本書で紹介されている、自分自身に良い質問をするための方法です。この時には、手を替え品を替え様々な切り口から自分に対して質問をしていくことが大事であると述べられています。より細かい内容は、本書を参考にしていただければと思います。

相手の話をしっかりと聞く

もちろん、コミュニケーションの中で相手に良い質問をすることも重要です。その際に大事なことの一つは、「相手の話をしっかりと聞く」こと。良い質問を他者にするためは、相手から多くの情報を仕入れることが必要です。そのため、まずは相手の話をしっかりと聞くことが重要となってきます。

気に入ったフレーズ

 これまでと違う人生を手に入れるには、これまでとは違う質問を自分に投げかける必要があるのです。

 

それでは。