新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

『やる気のコツ』レビュー

書名:やる気のコツ

サブタイトル:アドラーが教える9つの勇気

著者:植西聰

 

やる気のコツ──アドラーが教える9つの勇気

やる気のコツ──アドラーが教える9つの勇気

 

 

この本を選んだ理由

仕事に対するやる気、あるいは仕事とは別の勉強に対するやる気を維持することが難しい、と最近感じるようになりました。やる気を出すための考え方や行動の仕方を学びたいと考えて選びました。

内容

本書では、そのようなやる気に満ちた人に特徴的な意識の持ち方、物事への取り組み方といったものを数多くまとめてみました。

やる気を出すために必要な考え方、あるいは行動パターンを9つに分類し、それぞれを掘り下げていく内容となっています。帯には「9つの勇気」とありますが、直接的に勇気と結びつくものはそこまで多くないかもしれないです。

筆者がアドラーの心理学の影響を強く受けているため、その内容を引用したものなどが多く見受けられます。ビジネス書の色は薄く、読み物として進んでいく印象でしょうか。

レビュー 〜どう行動に結びつけるか、がカギ〜

行動よりも考え方がメイン

本書では、やる気に満ちた人がどのように考えているか、どう行動しているか、といった点に焦点が当てられています。特に、考え方に関してがメインであると言えるでしょう。

やる気のある人はどのように考えているか。翻って、やる気の出ない人はどう考えてしまっているのか。そのような内容が大きな比重を占めています。

「やる気が出ない」にも色々ある

一言に「やる気がない」といっても、その理由は人によって様々あるかと思います。

「モチベーション(動機)はあるけど気分にならない」「そもそもモチベーションとなるものがないからやる気が出ない」「一度初めてみたもののやる気が保たず長続きしない」

本書は、このような「やる気の出ない理由」に対して、解決のヒントとなる考え方を示してくれます。

自分がなぜやる気を持てないのか、を知る

やる気を出すためには、まずはなぜ自分がやる気が出ないのか、その理由を自分の中で明確にする必要があると感じました。本書にはいくつもの思考パターンが紹介されているので、多くの人が自分に近いものを見つけることができると思います。

いかに思考を定着させ、行動に結びつけるか

このように考え方の改善をメインとしている本は、その内容を理解するだけでは十分に内容を自分に活かせているとは言えません。その思考回路をいかに自分に定着させるか、そしてどう行動に結びつけるか、といったことがカギとなります。やはり会社員である以上、意識を自分の行動に反映させ、結果を出してこそ、ではないでしょうか。

そのあたりまで踏み込んでもらえたら、更なる良書となっていたのではないか、と考えます。

実践したいと思うこと

「人のためになることをする」と考える

自分は「あれもこれも」といった欲が少なく、ともすると現状で満足してしまう傾向が強い、と感じることがあります。しかし、それだと日々のやる気にどうしても欠けてしまうことがあります。そんな考え方の人も結構いるのではないでしょうか。

「自分のために」ではなく「人のために」と考えることは、そうした考え方のクセを打破するきっかけになるかもしれないと考えています。

まずは七日間頑張ってみる

何かを初めても、継続して続ける、ということがどうしても難しい。そんな時に、まずは七日間頑張ってみる、ということを大切にしたいです。

逆に言えば、行動目標を七日間頑張れる内容に削る、くらいまでレベルを下げることもまた必要なのではないかと感じます。

どうなりたいか?

無気力に過ごす時間を減らし、いつでも積極的に行動できるようになりたい。また、自分がやりたいと思ったことを継続することができるようになりたい。

 

それでは。