新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

『アクションリーディング』レビュー

先週、出張で更新ができなかったため、今週まとめて2冊分更新します。

 

書名:アクションリーディング

サブタイトル:1日30分でも自分を変える"行動読書"

著者:赤羽雄二

 

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"

 

 

この本を選んだ理由

読書術に関する本として選びました。少しづつ本を読む習慣がついてきましたが、読書術に関する本を意外と読んでいないという事実に気がつきました(これで4冊目?)。また、『ゼロ秒思考』の赤羽さんによる著書であるという点も大きいです。

内容

「忙しくて本が読めない」というビジネスマンや、「本を読むのはいいこと」と考えて読むことだけに意識を向けてしまう受け身の読書習慣を持つ人に対し、もっと本に対して積極的な「攻め」の読書スタイルをとっていこう、という主張がこの本の主な内容です。

単純な読書のノウハウではなく、読んだ本の内容を確実に行動に移すための本の使い方が記されています。

レビュー 〜「読みすぎは良くない」という考え方〜

読書は行動に移してこそ価値がある

成功者は皆読書家。

これ自体は別の本から得た言葉ですが、本書にも同じ趣旨の内容が述べられています。そして、読んだ本を行動に移すことが大事である、と述べられています。著者自身、子供の時からかなりの量の本を読んでいるようです。

行動に移すとはアウトプットすること

一口に「行動に移す」と言っても、この言葉は意外と具体性にかける言葉ではないでしょうか。行動に移すとは、すなわちアウトプットをすることだと言えます。行動した上で、なんらかの成果を生み出さなければ行動の意味は薄くなってしまうでしょう。

ここでいうアウトプット、成果とは、何も成功だけではないと思います。当然行動の結果失敗に終わってしまう可能性もあります。しかし失敗した場合は修正を加えればいい。それも含めてのアウトプットでしょう。

 

ちなみに、アウトプットの例として、本書では3つの例が挙げられています。

一つ目は仕事で成果を出すこと。例えば、仕事のスピードを上げる、といったことが例に挙げられています。ビジネスマンが読書をする以上、やはり仕事で成果を上げることが大きなアウトプットの一例といえるでしょう。

二つ目はブログを書くこと。これは他の読書術の本でもしばしば見受けられます。読んだ内容を覚え、外部に発信するための手段として手軽なやり方なようです。

三つ目は講演をすること。これは独立を考えている方にオススメな方法として紹介されています。自分が専門にしたい分野について本を中心に情報を溜め込み、外部に発信する、というものです。

アウトプットのための時間が必要

そして、これだけのアウトプットを前提とすると、読書の時間もまたアウトプットの障害となり得ると考えることができてしまうのです。

一つお伝えしたいのは、「本の読み過ぎ」はよくない、ということです。

実際のところ、単純な冊数としては、その人の業種、時間の余裕、性格などによって多少の振れ幅はあると思います。ですが、本を読むことよりもアウトプットを優先する以上、あまり冊数が多すぎても意味がない、という主張は確かに的を射ていると思います。

 

これは、今まで読んだ読書術の本には書いていない内容で、結構衝撃を受けました。自分がアウトプットできるだけの読書数を見極める必要がありそうです。

では、どれくらいの本を読めばいいのか?

本書の中では、30歳になるまでに300冊、それ以降は年に50冊程度の本を読むのが良い、と書かれています。年間50冊といえばちょうど週に1冊のペースです。ただ、著者自身が読書家であり小2の頃からかなりの読書量を積み上げているそうなので、単純に経験則という意味ではこの数字がどれだけ正しいかはちょっと判断がつきません。月一でも十分に価値がある、と述べている箇所もあるので、自分に合った読書ペースを見つけろ、ということでしょうか。

 

また、読む本の半分は小説にしろ、というアドバイスもあります。最近小説を読んでいないので、たまに読んでみようかなあと思いました。

実践したいと思うこと

目的意識を持った読書をすること

これはどの読書術にも明確に書かれていることであり、未だに中々実践できていないことの一つです。これがないと本の内容も頭に入ってこないし、目的に沿わない内容にも目がいって読書スピードが遅くなってしまうと感じます。

買った日付、読んだ日付、評価を入れること

読み始めた日付くらいは今も書いていましたが、買った日付や評価といった内容はあまりメモしようと考えたことはありませんでした。本の頭を開いただけでこれらの情報が出てくれば、内容を思い出す手がかりにもなりそうです。

どうなりたいか?

前述の「目的意識」にもつながる内容ですが、自分は今「5年後にどうなりたいか?」といったことが中々考えられません。我ながら情けないと思いますが……

そういった将来を見据えることができなければ、目の前の目的意識もやはり立てにくいのではないかと考えます。なので、そういったことを考えられるようになるための行動が自分には必要だと感じています。なんだか逆説めいてますが。

気に入ったフレーズ

 本は翌日だめになるわけではもちろんありませんが、自分にとっての鮮度は落ちていきます。

 

それでは。