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新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

『400のプロジェクトを同時に進める 佐藤ナオキのスピード仕事術』レビュー

書名:400のプロジェクトを同時に進める 佐藤ナオキのスピード仕事術

著者:佐藤ナオキ

 

 

この本を選んだ理由

仕事のスピードを上げるための仕事術を身につけたかったから。最近そういう感じの本ばっかだな……

内容

デザイン事務所の代表を務めている著者が、実に400のプロジェクトを同時に進行させるために行っている仕事の進め方を紹介する内容。仕事のスピードを上げる、というよりは複数の仕事を同時に進めるための仕事術という観点で話が進められます。

また、デザイン、アイデアに関する話も多いのが特徴。

レビュー

前述した通り、今まで幾つか読んだ業務スピードを上げるための仕事術とは異なり、複数のプロジェクトを同時に進めるための手法、が主な内容となっています(タイトルの400という数字も、大小の差はあれど誇張ではなく本当の数字のようです)。そのため、複数のプロジェクトを進めているからこそ可能な仕事術が多いです。

例えば、「その時に一番やりたい仕事を優先する」というものはその際たる例ではないかと思います。そうすることで集中力、スピードを上げ、他の仕事にも良い影響が出るそうです。これは、単純に選べるだけの仕事を複数手元に持っていなければ出来ない技だと言えるでしょう。

 

また、本書はデザインやアイデアを出すための方法にも内容が大きく割かれています。これもこの本の大きな特徴。

また、私には、皆さんにビジネスにおけるデザインの力を知っていただきたいという思いもあります。

企業からの依頼に対し、デザインの力を使って課題を解決する方法、またその成功事例などが多数紹介されています。それらの内容は、スピードよりもむしろクオリティを上げるためのノウハウが集約されている印象があります。ですが、そもそも「時間をかければクオリティが上がるわけではない」というスタンスで本書が書かれているため、いずれのノウハウもスピードが重視された方法論であると言えるでしょう。

 

総じて、読み物としては非常に興味深かったですが、今すぐに仕事に活かせる仕事術がどれだけあるか、と問われると若干答えに詰まってしまいます。著者のように同時に複数のプロジェクトを進める立場にある方にとっては、とても参考になりそうな本だと思います。

実践したいと思うこと

  • どんな仕事も、途中で終わらせず「保存して終了」する
  • 「確保できる時間」に合わせてその時間に出来る仕事をする
  • 脳が最高のパフォーマンスを発揮するためにはどうすればいいかを常に考える
  • 間違えてもいいから、判断は早く
  • 複数の選択肢は「長所が最も大きく」「方向性が全く異なる」2案に絞る
  • 羞恥心などのブレーキを外す
  • 全体を見渡して必要な作業を確認し、それにかかる時間を読む力をつけ、かつその精度を上げる

 

それでは。