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新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

『孝具』レビュー

書名:孝具

サブタイトル:考えるための道具、持っていますか?

著者:加藤昌治 

思考力シリーズ第4弾。

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

 

 

この本を選んだ理由

思考力を養いたいと思ったから。問題解決というよりは、アイデアを生み出すため。また、「年収を上げる読書術(以前のレビュー)」において紹介されていた本であるため。

内容

様々な考えるための道具(「孝具」と名付けられています)の紹介が中心です。この本では特に「情報を収集する」「アイデアを拡げる」「アイデアを企画にする」の三段階で必要となる孝具を多数紹介し、読者がアイデアマンorウーマンとなることを期待しています。既に出版から10年以上経っていますが、非常にためになる孝具が満載です。

レビュー

筆者は広告会社の中で様々な企画を生み出すことを仕事としており、必然的に様々なアイデアが求められたそうです。自分自身アイデアを生み出すために四苦八苦した中で集めた考えるための道具、すなわち孝具の中から、厳選された約20個が紹介されています。

 

冒頭には、「アイデア」「企画」を考えるとはどういうことか?を具体的に示す内容が導入として書かれています。イデアは既存のものを組み合わせることで生まれる、という定義を示し、重要なことは様々な方法で情報を集めることであると主張しています。

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」

その上で、以下のアイデアを企画にするための以下の三段階それぞれで役立つ孝具を紹介しています。

  1. イデアの核となる情報収集
  2. 集めた情報を組み合わせてアイデアを拡げる
  3. 拡げたアイデアを企画にする

情報収集のための孝具は、「カラーバス」「聞き耳をたてる」といった「日常生活で情報を仕入れる」時のための孝具と、「フォトリーディング」「臨時新聞記者」といった「能動的に情報を仕入れる」時のための孝具に大別できそうです。特にカラーバス(道を歩く時などに、ある特定の色の物を探して普段意識を向けないものを見る)とかはやってて楽しい。大事なのは、色々なことに目を向ける注意力。

イデア溢れる人たちとそうでない人たち、見聞きしている物事はほぼ、同じです。

イデアを拡げるための孝具は、とにかく数で勝負!といったところ。アイデアは珠玉の一つを生み出すのではなく、とにかく量を重視することでより良いアイデアを出していくことが重要。たくさん数を生み出すためのコツが書かれています。イデアスケッチポストイットマンダラートなど多数。一度アイデアを出し始めると、どんどん良いアイデアが浮かんでくるようになるんだとか。

 

大事なのは「わがまま→思いやり」の法則。まずは実現の可能性を度外視してわがままにアイデアを考え、やりたいアイデアが見つかったら、できるだけ具体性を持たせることが実現に不可欠です。

 

使ってみたい孝具

 

気に入ったフレーズ

わたしたちは、すでに知っていることだけからしか、何かを考え出すことはできません。

 

それでは。