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新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

「入社一年目の心理学」レビュー

レビュー 年代別 心理学

書名:入社一年目の心理学

サブタイトル:99%の人が知らない会社勤めの小さなコツ

著者:渋谷昌三

年代別シリーズ亜種。

 

入社一年目の心理学

入社一年目の心理学

 

 

この本を選んだ理由

前回前々回と同じく、若いうちの行動指針を求めて。既に一年目ではないですが、初心を思い出すためにも。

概要

入社一年目は会社生活の中でも大事な時期。環境の変化や始めての経験から生じる悩み、不安と上手に付き合うためのコツが書かれています。それらのコツの根拠を心理学に求めているのが、この本のユニークなところ。他のビジネス書とは少々毛色が違います。

レビュー

「心理学」を基軸にして書かれる、会社勤めのコツを記したビジネス書。コツは全部で50個程度、「環境」「組織」「口癖」「処世術」「世渡り力」「ステップアップ」「ストレス」の7つのテーマに分けられています。

書かれている悩みは、どれも実際にありそうなものばかり。それらの悩みを解決するためのコツが書かれています。こういった本は筆者の成功体験をもとに書かれているものが多い印象なので、心理学という切り口で捉えられるとまた違った説得力があります。

心理学は、そんな社会すら動かす人の心の動きを解明し、人と社会をより良い方向へと向かわせるために役立つ学問なのです。 

 

自分としては、入社一年目は正直研修などが中心でかなりいっぱいいっぱいだった印象があります。むしろ少し落ち着いて来た今の段階で読むことができたため、改めて学ぶ点が多いように感じました。あとがきにも書かれていますが、会社生活が長い人にもオススメできる内容だと思いました。

行動によって、自分の意識を変えたり相手からの評価を上げたり、と言ったより実践的なノウハウも所々に記載されています。考え方だけだとどうしても抽象的になってしまうため、このような実践的なコツから入っていくのもアリかと。

特に自分が気になったのは「口癖」に関するテーマです。

「一応」「取りあえず」を使う人は、基本的に自分の言葉や行動に対して自信が持てないケースがほとんどです。

これなんかは正直かなり当てはまるような気がしました。今後直していきたいポイントの一つです。

 

個人的に気になったのは、社会人一年目の悩みがあまりにステレオタイプなので、どのようにリサーチをしたのだろう、という点。実際に自分が直面した悩みもあれば、「こんなこと本当にあるのか……?」といった内容も幾つか。著者ご本人も会社勤めの経験はない様子であり、文章中にもそのあたりの記述が全くないので、少し気になってしまいました。まあ、リサーチするまでもないということなのでしょうか。

実践しようと思ったこと

  • ネガティブな思考を止めるための一連の動作を作る
  • 「一応」「取りあえず」と言った、自信の無さを表す口癖を直す
  • 良き聞き手になるために、しっかりと目を見て相槌を打つようにする

 

それでは。