読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新米会社員のビジネス書レビュー

とある地方企業の新米技術者が、会社で生き抜く術を学ぶためにビジネス書を読んでレビューするブログです。

『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』レビュー

レビュー 収入 投資

書名:難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

原題:山崎元大橋弘

 

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

 

 

いつもと毛色が違うので簡単なレビューで。友人に紹介してもらって読みました。

レビュー

「素人でもできる投資」というテーマ

「お前みたいな素人は貯金をどうすればいいのか、ファンドマネージャーとか経済学者とか詳しい人に聞いてきてさ、何かできることがないか調べればいいじゃん」

これがこの本のコンセプトです。お金の素人が、プロに相談しながらお金の増やし方を学んでいく様子を追体験できます。

素人側は本当に知識ゼロの状態。むしろ株で失敗した経験があるらしく、投資に対してマイナスのイメージから始まっています。程度の差はあれ、投資を今までしたことがない人もほとんど同じような感覚ではないでしょうか(自分もそうです)。

投資を始めるためのガイドブック

ホームページ、投資する商品名などを、具体名まで出して紹介しています。更にはインターネットでの申し込み時の画面まで掲載されており、本当にゼロから投資を始めるためのガイドブックとして見ることができます。

前提はこんな感じでしょうか。

  • 投資について知識ゼロ
  • ネットは使える
  • 自分のお金を減らしたくない
  • 但し、ちゃんと始めるためにはある程度の資本(お金)が必要

貯蓄がほとんどない状態から始めるのであれば、また別の方法が必要かもしれません。

まずは初めて見て損はないのでは?

本の内容が気になる方は、まずは読んでみることをお勧めします。内容もそこまで詳しくは書かれていないので、1、2時間もあれば読み進められそう。投資を今までやっていない人や、将来に対し漠然とした不安を持っている人が少しでもハードルを低く感じるような構成になっており、無駄な情報がかなり削ぎ落とされています。

本の通りに上手くいくかはわかりませんが、まずは勉強代として、1万円くらいから始めてみるのもいいかもしれません。

 

というか、この本を読んでいたらまずはそのくらいの金額でも良いから、始めた方が得なんじゃないかと思いました笑

 

それでは。

『1時間の仕事を15分で終わらせる』レビュー

レビュー 仕事術 スピード

書名:1時間の仕事を15分で終わらせる

サブタイトル:最速で稼ぐ外資系コンサルの時短術

著者:清水久三子

 

1時間の仕事を15分で終わらせる

1時間の仕事を15分で終わらせる

 

 

この本を選んだ理由

業務効率化、スピードアップの本は折を見て読むようにしています。書店で平積みにされているのを見かけて購入しました。

内容

「できるだけ短時間で高い生産性を発揮したい」という欲張りな方に向けて、今日から実践できる即効性の高いことについて書きました。

タイトルが雄弁に語っている通り、仕事のスピードアップ、効率化がメインの内容となっています。

仕事のボトルネックを見つけ、そこをスピードアップすることで仕事全体のスピードをあげましょう、という主張が本書を通して一貫しています。

レビュー 〜ボトルネックの見極め方〜

ボトルネックの解消

やり方はたくさんあると思いますが、本書で紹介するメソッドは、とてもシンプルかつ強力です。それがボトルネックの解消」です。

ボトルネックとは、元々の意味は瓶の首の細い部分を指します。瓶に水を流そうとすると、その細い部分で流れが堰きとめられ速度が落ちてしまう。ボトルネックが全体のスピードを遅くしてしまう、という考え方に辿り着きます。

元々はコンピュータシステムの用語らしいですが、仕事の中でどこがボトルネックになっているのか、を見つけることが前提条件として挙げられています。

仕事を構成する3つのステップと、コンディション

ボトルネックを見つけるために有効な方法として、仕事を3段階に分けるIPOという考え方が紹介されています。仕事をインプット(Input)、プロセス(Process)、アウトプット(Output)の3つのステップにわけて考えます。

更に本書では、全ての仕事に影響を与える自分自身の調子、コンディションを仕事に重要な要素として加えています。これら4つの要素のうちどこがボトルネックなのか、すなわちスピードを落としている要因がどこなのか、を見極め、そこを解消する。これが本書の基本的な考え方です。

 

本の内容はここまでが序論であり、ここからより具体的なボトルネック解消のためのノウハウに進んでいきます。この序論にはかなり説得力があり共感が持てました。

コンサル独自の視点がメイン

さて、ここから具体的なノウハウについて話が進んでいきます。

印象としては、「使えそう」と思えるようなノウハウを見つけることもでき、「こういう考え方もあるのか」という興味に留まってしまったものもあった、という感じです。おそらく著者のコンサル的な業務と、自分が実際に行なっている技術的な業務の間にギャップがあることが原因なのではないかと考えます。使えそうなものはできるだけ実践していきたい。

読む人の業種によっては、有効な考え方も多いのでは?と思います。自分の目で見極めることが肝心なのでしょうか。

どうなりたいか?

仕事のスピードをあげ、自分の時間を持てるようになりたいです。ここ数ヶ月は特に業務が忙しいく、中々自分の時間を取れていないと思うことがあります。

実践したいと思うこと

自分のToDo、タスクの洗い出しを正確に

仕事に取り掛かる前に、自分のToDo、タスク(ToDo、タスクの定義も本書内でされています)の洗い出しとスケジュール立てを、もっと精度よくできるようになりたいと考えています。まだまだ不慣れな仕事が多いので、まずは数を経験してその中で自分の業務の細分化を怠らないことが必要だと思います。

不安のコントロール

どうにも自分には心配性の気があるので、自分の感情をコントロールできるようになりたいと思います。本書でのノウハウも参考にしたいです。

 

それでは。

『考える力がつく本』レビュー

レビュー 思考力 情報収集

書名:考える力がつく本

サブタイトル:本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

著者:池上彰

 

 

この本を選んだ理由

本屋でざっと中身を見ると、「情報の集め方」に関する内容が中心の本だと思い購入しました。思考力を養うというのももちろん重要なテーマだと思います。

内容

最初の1/4が考える力とは何か、考える力を身につけるには、という内容。次の1/4がメディアを中心とした、著者が実践している情報収集のノウハウ。残りの半分が企業のトップにつく方々に対し読んでいる本についてインタビューする内容です。こちらは雑誌で連載している「トップの読書術」という記事の連載のようです。

レビュー 〜読書によって身につける教養と考える力〜

小学生に教えるつもりで情報を集める

そもそも「考える」とは、自分の中にある情報(インプットをもとに)、自分なりの結論(アウトプット)を導き出す作業です。

本書では「考える」という言葉をこのように定義しています。つまり、質の良いアウトプットができることこそが「考える力がある」ということであり、そのためにはまずはインプットが必要ですね、という主張が本筋となっています。

 

では、どうすれば効率的にインプットすることができるのか?その答えを筆者は「こどもニュース」のキャスターという独自の経験から導き出したようです。つまり、小学生にでも説明できるようなアウトプットを目指して、インプットするということ。

日々流れる情報に積極的に触れ、かつその中でわからない単語をそのままにせずに調べ、自分の言葉でわかりやすく説明できるようにする。この繰り返しこそが、考える力を養う秘訣だそうです。

この辺りは、別の著書「伝える力」でも同様のことが述べられていますね。

池上流メディアの使い方

そして、それらを実現するためにメディアをどう使うのか?という内容に続いていきます。ここでは、実際に筆者の池上さんが実践しているノウハウが紹介されています。

毎朝8紙の新聞に目を通すなど素人には全く手がつけられないような方法も紹介されていますが(笑)、様々なメディアについてその使い方が紹介されているので、自分に必要なノウハウを選び出すことができるでしょう。それらの中でも、特に本の選び方、読み方について重きが置かれています。そのまま「トップの読書術」というインタビュー記事に続きます。

「成功者は皆読書家」という言葉の重み

インタビューされている方々は、いずれも国内の大手企業の経営層、まさに錚々たるメンバーです。彼らの読書量の多さ、その読み込みの深さには驚くばかりです。そして、その一人一人の読書量に対抗する池上さんの守備範囲の広さにも驚かされました。

 

「成功者は皆読書家」というフレーズは一番最初の記事でも取り上げたのですが、こういった本を読むとその言葉の重みに改めて気付かされます。

教養を身につけることの大切さ

この本を読んで改めて感じたことは、正直「考える力」や「情報収集」というテーマではなく、「読書をする」ということ、そして「教養を身につける」ということの大切さです。まんまと乗せられている気もしますが(笑)。

ですが、読書によって教養を身につけた人々のインタビュー記事を見ていると、自分の目指す社会人としての理想像がその中に見つけられそうな気がしたこともまた事実です。自分の読書習慣を身につける良いきっかけになりました。

実践したいと思うこと

日々のニュースを追って情報を深掘りする

毎日のニュースに新聞、インターネットなどを通じて積極的に触れていくこと。そしてその中でわからないことを放置せず、気になったことについて調べていくこと。

読書習慣を身につける

ビジネス書を定期的に読んでいく習慣が少しずつ身についてきました。更に時間を見つけて、小説や新書など読書のジャンルを広げていきたい。

 

それでは。

『組織で上に行く人は「どこ」で差をつけているのか?』レビュー

レビュー 仕事術 出世 組織

書名:組織で上に行く人は「どこ」で差をつけているのか?

サブタイトル:部長以上をめざす人のための41のポイント

著者:加谷珪一

 

組織で上に行く人は「どこ」で差をつけているのか?: 部長以上をめざすための41のポイント

組織で上に行く人は「どこ」で差をつけているのか?: 部長以上をめざすための41のポイント

 

 

この本を選んだ理由

書店で平積みにされていたものを購入。ここ最近は自分自身のスキルを上げることが目的のビジネス書を中心に読んでおり、組織の中でどう働くのか?といったことを知ることも必要だと考えたため。

内容

本書は、基本的に若手社員が部長以上に昇進するためには、どうすればよいのかについて書かれています。

”はじめに”にある通り、本書には会社の中で部長以上に昇進するために、若いうちから知っておくべきことがまとめられています。持っておくべき意識や姿勢などが中心となっており、ところどころにそれらを得るための行動指針などが散りばめられています。

レビュー 〜部長以上への昇進に必要なもの〜

部長以上を目指すための本

世の中には数多くの出世指南書がありますが、そのほとんどはヒラ社員から中間管理職に昇進することを想定したものです。

世の中の出世指南書は中間管理職(本書では「課長」と定義されています)を目標としたものがほとんどだそうです。読者層の多さ、出世における最初の関門であることがその理由。ですが、本書はさらに一歩先を行き、中間管理職から管理職(「部長以上」と定義)に出世するために必要な知識についてまとめられています。

課長から部長への意識改革

一言に課長、部長、と言っても、そういう役職は会社によって意味が異なっているのではないでしょうか?本書では、ヒラ社員を取りまとめる役職を課長、複数の課長が管理する集団を取りまとめる立場にある人間を部長、と定義しているようです。多少役職名が違っても、この定義であればしっくりくるような気がします。

 

そして、課長から部長に昇進するためにはまずその定義の違いを意識しなければならないそうです。すなわち、課長から部長になると、相手にするのが社員から組織になる、という点。この違いを理解することが大前提だそうです。

部長から役員に出世するために必須の経営者目線

更に、本書は部長以上の役職について役員と定義しています。そして役員になるためには、経営者目線が欠かせない、と述べています。

ここで言う経営者目線とは何か。まず大前提として、数字に強いことが必要です。社員の顔ではなく、データを見て会社の動きを見るには、数字に強くなければお話になりません。そしてその上で、論理的な結論を導く力、前例にこだわらない柔軟性を持っていること。

これらを持った判断ができることを、「経営者目線を持っている」と本書では説明しています。実際にそういった判断ができる経営者や、自分の経営者目線を上司に示し、出世をしていった人々の例なども紹介されています。

理系から出世しようと思ったら必要そう

ここ最近、「技術者が会社で出世するためにはどうすればいいのか?」という疑問を持っていました。技術を磨いて実績を上げ一つ上のポストに着く、というのはイメージできましたが、その上があまり想像できないなあ、という意識がありました。上に行けば行くほど、技術ではなくマネジメントのような仕事が中心になるはずだ、という考えがその根拠です。

 

本書は、ある意味その問いに対する答えであると言えそうです。部長になるということは、人から組織を相手にする必要があるということ。そしてその上に行くためには経営者目線が必要であること。そう言った感覚は、理系の社員(自分も含めて)に薄そうな印象があります。

そういう意味では、ヒラ社員の段階だと経営に縁遠い、理系の社員にこそ勉強が必要な内容なのかもしれません。

気に入ったフレーズ

人の話ほどアテにならないものはないのです。

 

それでは。

『伝え方が9割』レビュー

レビュー コミュニケーション

書名:伝え方が9割

著者:佐々木圭一

 

伝え方が9割

伝え方が9割

 

 

この本を選んだ理由

たまたま会社でスライドを用いた発表の機会を得ることができたので、より伝わりやすい言葉を作るにはどうしたら良いか?と言う思いがあり購入しました。

よく話題になっている本であり、気になっていたと言うのもあります。

内容

この本を書こうと思ったのは、そんな私でも伝え方の技術を知り、身につけることができる良いう生の体験をしたからです。

コピーライターとして活躍する筆者が自分の経験から得た強いコトバを作る技術がこの本の主な内容です。筆者自身が最初はコトバを作ることが苦手だった、と言う事実が信じられないくらい、効果的なコトバの作り方がわかりやすくまとめられています。

レビュー 〜コトバに振り回されず、思い通りに操る〜

コトバのレシピ

本書で紹介されているコトバの内容は主に2種類。一つ目は、お願いをする時のコトバの作り方、「ノー」を「イエス」に変えるコトバの作り方です。

その大切なお願いを相手の気まぐれ次第にしないで、あなたのお願いのしかたで「イエス」の確率を上げるのが、この章の目的です。

もう一つは、いわゆるキャッチコピーのような強いコトバの作り方です。

本書では、「強いコトバ」を、人の感情を動かすエネルギーのあるコトバと捉えています。

技術はとても簡単

紹介されている技術はいずれも簡単であり、「え、これで良いの?」と思えるものが結構あります。ですが、言われてみればどこかで見たことのある構成のコトバ、それでいてオリジナリティのあるコトバを生み出すことに本書では成功しています。その手軽さ自体が、本書の魅力の一つでもあります。

この本は、誰でもすぐに使えるように構成しています。

なるほど!と思えるが、使い所を見つけることが大事

その技術はお見事の一言、その効果もかなり大きそう、というのが率直な印象。しかし、ビジネスにおいてこの技術をどれだけ使う機会があるのか?と言う点がかなり重要だな、と感じています。

普段のメールや発表など、確かに使う機会はありそうだけど、自分で見つけなければともすると見逃してしまうんじゃないか、と思ってしまいます。それほど、普段の言葉は無意識に使ってしまっているのでしょう。技術だけでなく、機会を見つけるための心がけが重要そうだと感じました。

技術を繰り返し使うこと

自分は今回、会社での発表の機会があったために、意識的にこの本を手に取りました(そして実際に使ってみた発表を心がけています)。しかし、いざという時に使える技術にするためには、やはり繰り返しの鍛錬が必要だと思います。

自分で機会を意識的に見つけていき、覚えた技術を積極的に使っていく。それが技術を身につける上で必要なことだと思います。

どうなりたいか?

今の仕事は、「ノー」を「イエス」に変える技術や、強いコトバを作る技術はそこまで多用できる環境ではないかもしれません。ですが、仕事でのワンポイントやプライベートなどで、上手にコトバを生み出すことができるようになりたい、と思います。

実践したいと思うこと

技術を使える場所を積極的に探す

まずは前述の通り、技術を鍛えるための場所を積極的に探す、ということを実践していきたいです。仕事だけではなく様々な場面で見つけることが必要そうです。

実際に使ってみる

そして、実際に技術を繰り返し使っていきたいと思います。そうすることによって初めて、技術が身につくと考えています。

気に入ったフレーズ

 このページをめくった、あなたの手で。

 

それでは。

『「いい質問」が人を動かす』レビュー

レビュー コミュニケーション 心理学 質問

書名:「いい質問」が人を動かす

著者:谷原誠

 

「いい質問」が人を動かす

「いい質問」が人を動かす

 

 

この本を選んだ理由

前回、質問に関する本を読んでみて面白かったので、こちらも読んでみることにしました。こちらの本も最近書店で平積みにされており、よく目に入る本だと思います。

他人を動かす、というよりは自分自身を成長させるための質問を学びたい、という思い意があります。

内容

つまり、「質問をされると、①思考し、②答えてしまう」のです。まるで強制されるように思考し、答えてしまうのです。

質問には相手に考えさせ、答えさせる強制力があります。その力をうまく利用して、円滑なコミュニケーションをとり、自己実現を達成する方法が主な内容となっています。そしてその方法を身につけることで、より人生をより実りあるものにする、という主張が本書ではされています。

レビュー 〜質問の持つ力の強さ〜

いい質問は6種類

前回レビューした『「良い質問」をする技術』では、「良い質問」を「相手に気づきを与える、相手が答えやすい質問」と定義していました。

本書では、質問の目的を6つに分類し、それぞれの目的を達成することができる質問を「いい質問」と定義しています。質問の目的は以下の6つに分類されています。

  1. 思いのままに情報を得る
  2. 人に好かれる
  3. 人をその気にさせる
  4. 人を育てる
  5. 議論に強くなる
  6. 自分をコントロールする

 本の章立てもこの内容に沿ったものとなっています。

質問だけに留まらない、コミュニケーションの方法

本書では、質問だけに留まらず、相手との接し方、相手の観察の仕方といった技術も使うことで、質問をより効果的にすることが勧められています。つまり、質問を中心としたコミュニケーションを円滑に取るための方法、が骨子であると言うことができそうです。

特に”人に好かれる”の章ではその内容が顕著だと言えるでしょう。

質問の力の強さ

では、肝心の質問の作り方、その効果についてはどうでしょうか。

質問の作り方は、すぐに実践できそうなものから中々レベルが高いな、と思うもの、使い所がたくさんありそうなものから、自分ではそこまで使わないかな?と思うものまで、幅広く紹介されています。自分の状況や目的にあった技術を選ぶことが必要でしょう。

ですが効果に関しては、かなり強い力を持っているな、と感じることが多々ありました。筆者の弁護士という職業柄のせいか、相手の心理を読む力、質問のシナリオを作る構成力といったところは、少々怖くなってしまうレベルです笑

 

確かにこの力を使いこなすことができれば、人生をより思い通りにする助けになりそうです。

自分をコントロールする

本書の最後は、自分自身に対する質問がまとめられています。自分はこれについてより詳しく知りたいと考えていたので、分量としては物足りないかな、と感じるレベル。しかし、具体例などがよくまとめられており、自分でも試してみたいと思うものがいくつかありました。

人生で成功するためには自己コントロールが不可欠ですが、自己コントロールをするための一番の近道が自分に良い質問をすることです。

どうなりたいか?

質問の持つコミュニケーションにおける力の強さや、自己実現のために自分に向ける具体的な質問などを知ることができたので、それらを効果的に使い、望む自分を達成することができるようになりたい。

実践したいと思うこと

相手への興味を表した質問をできるようにする

人に好かれる、人とのコミュニケーションを円滑にするための技術の一つは、相手への興味を表した質問をすることです。相手に対して興味を持ち、よく観察することが求められそうです。

自分自身に対する質問を繰り返す

これは最近常に考えていることですが、自分に対する質問をより良いものにしていきたいと思います。

本書に書かれている具体的な自分に対する質問を繰り返すことで、自分の成長を促していきたいです。質問を手帳などに移して、いつでも自分の目に触れることができるようにするのが良さそうです。

 

それでは。

『「良い質問」をする技術』レビュー

レビュー 思考力 行動力 質問

書名:「良い質問」をする技術

著者:粟津恭一郎

 

「良い質問」をする技術

「良い質問」をする技術

 

 

この本を選んだ理由

書店で平積みにされており、タイトルが気になったことから購入。自分自身に対して投げかける質問をより良いものにしたいという思いがあります。

内容

この本は、タイトルの通り「良い質問」をするための技術をまとめた内容となっています。そもそも良い質問とはなんなのか?良い質問にはどのような効果があるのか?どのようにしたら良い質問をすることができるようになるのか?

そして、質問という切り口から、自分や相手の成長を促すためのコミュニケーションの取り方を学ぶことができる内容だと思います。

レビュー 〜良い質問とは?〜

エグゼクティブコーチとは?

この本の著者は「エグゼクティブコーチ」と呼ばれる仕事についています。

エグゼクティブコーチの仕事とは、「質問をする」ことです。

質問の主な相手は大企業の経営者(エグゼクティブ)。相手に対して様々な質問をすることで、相手に気づきを与え、自ら行動を引き起こさせ、成長を促すことが、エグゼクティブコーチの仕事だそうです。そのような職業柄、質問について様々な知見を持っており、その情報を形にしたものが本書です。

日本で一番「質問」について考え、そして実際に質問をしてきた人間の一人なのではないかと自負しています。

質問は4種類

本書では、質問には大きく分けて4種類あると定義しています。ポイントは「相手が答えやすいか」、「相手に気づきを与えるか」という2点です。ここで、「相手が答えやすく、かつ気づきを与える」質問が「良い質問」であると筆者は述べています。

 

他の3つの質問については、以下のように分類されています。それぞれの効果、使い方などについても知りたい方は、是非本書を参考にしてみてください。

 

  • 軽い質問:相手が答えやすいが、相手に気づきがない
  • 悪い質問:相手が答えにくく、相手に気づきがない
  • 重い質問:相手が答えにくいが、相手に気づきがある

「良い質問」が生む効果

質問とは本来、質問をする側が、相手に対して知りたいことを聞き、相手がその質問に答える、という流れで成り立っています。すなわち、質問をする側にメリットがある行為のはずです。

しかし良い質問は、質問をされる側がその質問を通して「気づき」を得ることができる、すなわち質問をされる側にメリットが生まれる行為となります。

 

そして、良い質問を繰り返すことで、自分を含めた周囲を成長させることができる。これが、良い質問が生む大きな効果であると言うことができます。

自分自身に良い質問をすること

質問には、コミュニケーションをとる相手への質問だけでなく、自分自身に向ける質問も含まれます。

あまり知られていないことですが、私たちは、こうした心の中の質問をスイッチとして行動を起こしています。自分に質問を投げかけ、答えを出し、その結果として行動をしているのです。

この本を読んで最も感じたことは、「自分自身に良い質問をすることがいかに大切か」ということです。自分に対する質問は、まさに自分自身を形作るものに他なりません。そこをより良いものにしていくことが、自分の成長を促してくれるのではないかとこの本を読んで気づきました。

どうなりたいか?

自分自身に対して良い質問をすることができるようになりたいと考えています。そして、その質問を通して自分自身の成長につなげていきたいと考えます。

実践したいと思うこと

自分に質問をする時間を定期的にとる

本書で紹介されている、自分自身に良い質問をするための方法です。この時には、手を替え品を替え様々な切り口から自分に対して質問をしていくことが大事であると述べられています。より細かい内容は、本書を参考にしていただければと思います。

相手の話をしっかりと聞く

もちろん、コミュニケーションの中で相手に良い質問をすることも重要です。その際に大事なことの一つは、「相手の話をしっかりと聞く」こと。良い質問を他者にするためは、相手から多くの情報を仕入れることが必要です。そのため、まずは相手の話をしっかりと聞くことが重要となってきます。

気に入ったフレーズ

 これまでと違う人生を手に入れるには、これまでとは違う質問を自分に投げかける必要があるのです。

 

それでは。